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お葬式で数珠を持っていない場合

2017年03月05日
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お葬式やお通夜は、突然に発生します。日常的な出来事ではありませんので、普段から準備をしていないと何を持って行く必要があるのか、慌ててしまいます。焼香の時のマナーや香典を渡すときのマナーなど、社会人としての常識として理解しておかなければなりません。特に、慌てるのが数珠です。普段使うものではありませんので、探すのに時間がかかったりします。持って行かなければマナー違反の印象を与えるのではないかと心配になります。

数珠は、念珠とも呼ばれ、本来は念仏の数を数えるために使用するものですので、読経をするお坊さんは持っておく必要性があります。しかし、参列者はお経を読むことはありませんので、持っている必要がありません。仏教以外の宗教の葬式や、宗教の形にこだわらずにお葬式を行うこともありますので、持って行かなくてもマナー違反になることはありません。しかし、宗教に対する信仰心が薄い日本であっても、宗教は無宗教の場合でも、仏教式で実施することがほぼ一般的です。

このため、成人した社会人であれば、身内の場合の措置として親戚関係に留まらず、社会的な関係での葬儀への参列もあります。弔意を表すという意味においては、数珠は便利な仏具であると言えます。営業のサラリーマンは、黒ネクタイとともに、会社に置いている人も少なくありません。本来の、宗教的な意味合いもありますが、社会人として持っておくことで、常識を持ち合わせているとのい印象を与えることができます。


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